大型バイクの購入を検討している方の中にはハーレーを選択される方が多い傾向にあります。大型バイクとしては世界的に有名なバイクになるので、存在感の大きなバイクとして乗ることができるメリットがあります。高額なバイクになりますが、それ以上の価値を発揮するバイクになるので、購入者の多くは納得して所有していることも魅力的です。
ハーレーを購入した後には、そのスタイルについて迷ってしまう方も存在しています。その理由としてはカスタムパーツが数多く販売されているので、本人の好みに合わせてイメージチェンジやドレスアップを施すことができます。数々のパーツの中から最適に感じるものを選び出す際に、迷いが生じてしまうケースも見られます。
この場合に関しては、人によって差は生じるものの、ハーレーの醍醐味を満喫する上でもアメリカンスタイルに仕上げる方法も良い方法です。例えばハンドルを高い位置に設定する方法で、随分とスタイルを変えることができます。計器類やマフラーなど金属パーツの部分に対しては、メッキパーツを流用する方法もあり、アメリカンな風合いに仕上げることができます。他にも沢山のパーツ類が用意されているので、スタイルを追求する方法でまとまりのある素敵なハーレーにすることができます。
大型バイクを代表するハーレーの総排気量は
躍動感あふれる走行とカッコいい外観に魅せられて、海外製の大型バイクを購入する方が増えています。そして、海外の大型バイクはエンジンの大きさを示す総排気量が極めて大きい傾向があります。日本の道路交通法では、大型自動二輪車の定義は400cc以上とされています。しかし、海外メーカーの大型バイクはこれをはるかに上回る量となっています。これがあの独特のエンジン音と爽快感をもたらすのです。
現在、ハーレーで販売されているバイクは833cc、1201cc、1689cc、1801ccなどです。これらの数字を見ると、国産バイクとは比べ物にならないほど高い数値であることがわかります。エンジンが大きい理由は、車体が頑丈で重たいことがその最も大きな理由です。ハーレーの車体は軽いものでも250kg程度はあり、重たいものになると400kgを超えます。また、加速力を体感できるように敢えてエンジンを大きくしていることも特徴です。こうした理由から、国産バイクに比べると高い数値になっているのです。
ちなみに、ハーレーの総排気量が中途半端な数値となっている理由は、キュービックインチ(立法インチ)という単位が使用されているからです。1キュービックインチは16.3871ccと定義されているため、端数が生じます。
大型バイクハーレーの年間維持費はいくら位かかるのか
大型バイクであるハーレーの維持費は年間でいくら位かかるのかというと、色々諸経費がかかるのですが、まずはガソリン代がかかります。国産のバイクだとレギュラー車も多いのですが、ハーレーはハイオクになるので、1回の給油で大体2000~2500円ほどかかります。次にオイル代です。3ヶ月に1回、定期的にオイル交換が必要となり、ディーラーに頼むと1回5000~1万円かかってしまうので、出来るだけオイル交換は自分でやったほうが安くなります。
保険代は、入っている保険内容にもよりますが、大体年間で2~3万円程度です。もちろん保険内容を充実させて色々なものをつければもっと値段は高くなります。
車検は2年に1度行いますが、特にバイクに異常がなく故障もなければ5万円ほどで大丈夫です。1年に換算すると半額の2万5000円となります。
最後にその他、修理やパーツ交換を行うとハーレーの場合、国産のバイクに比べて、部品を海外から取り寄せる必要がある為に、価格も約2倍かかってしまいますので故障しないように日々のメンテナンスが大切です。
つまりこれらすべてを合わせると、大型バイクであるハーレーに乗ると年間平均して大体10~15万円ほど維持費はかかることになります。