大型バイクのハーレーに搭載されているエンジンの種類

エンジン

100年以上の歴史を持つハーレーですが、重厚なボディが男性ライダーを中心に大変人気です。豊かなエンジン音に魅力を感じ、愛車にする人が少なくない大型バイクですが、音を作り出すハーレーのエンジンには様々な種類があります。

最も古いタイプが、フラットヘッドです。サイドバルブが特徴的で、簡単な構造をしていることからメンテナンスのコストが発生しにくいのが特徴です。古いタイプではあるものの、長年使われてきた実績を持ちます。

ナックルヘッドは、ハーレーが初めて搭載したオーバーヘッドバルブです。当時としては性能が高く、220キロのスピードを叩き出したほどの力を持っています。

パンヘッドはフライパンのような形状が名前の由来になっています。一部のパンヘッド搭載マシンはとてもレアなため高値がついており、コレクターにとって憧れの存在でもあります。

ショベルヘッドはパンヘッドとよく似ています。というのもパンヘッドの一部を流用して作られていたものだからです。ハーレーをカスタムして楽しみたいユーザーにとって、ショベルヘッドはベースマシンとして高い人気を誇ります。

軽さと放熱性を求めるためにアルミが材料に使われたのが、1985年登場のブロックヘッドです。このあたりから従来のものに比べて性能が飛躍的に高まりました。